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  • 2025年12月3日

    プロ格闘家から理学療法士へ「プロアスリートが理学療法士になって気づいた真実」

    競技する側から、治す側へ

    プロアスリートとしての15年間の競技生活、そして理学療法士として「人間の身体」と向き合って気が付いたことがあります。


    トレーニングを通して自らの目標達成に向かう際、最も注意すべきは

    トレーニングで逆に関節や筋肉を傷めてしまうことです。

    「怪我無くトレーニングで結果を出す」

    そのためにまずは頭に入れて頂きたいことは

    「知識だけでは体を守れない。」「がむしゃらに体を鍛えるだけでも目標には近づけない。」

    というシンプルな事実です。


    私はプロ格闘家として、1日5〜8時間のトレーニングを続ける生活を約15年間続けてきました。

    身体には常に痛みを感じていたにも関わらず、練習をがむしゃらに続けました。


    その結果、頚椎をはじめ、全身の複数箇所に深刻な怪我を抱え、引退を決断せざるを得ない結果となってしまいました。

    「そんなに長時間練習していたら怪我をして当たり前じゃないか」

    そう思われるかもしれません。


    しかし、高校野球では、格闘技よりも練習強度はさらに高く

    1日8時間の練習は当たり前でしたが、競技が続けられないような大きな怪我は起こりませんでした。

    では、なぜプロ格闘家としての私は怪我を繰り返してしまったのか?

    どのようにトレーニングと向き合っていけばよいのか?

    このことについては私自身深く考えてきました。

    今回は私が理学療法士としての知識と、選手としての経験の両方から導き出した答えがありますので、皆様にお伝えしたいと思います。

    「練習量」ではなく、「身体の使い方」が重要

    人の体は、本来「負荷に適応する能力」を持ちあわせています。

    毎日走れば脚は強くなるし、重いものを扱えば筋肉も骨もそれに適応して強くなります。
    これは医学的にも証明された、生理学の基本原則と言えます。


    しかし、それには条件があります。

    それは「正しい動作で体に負荷をかけること」です。

    どれだけ筋力があったとしても
    ・関節の動く方向がズレる
    ・体幹が安定しない
    ・力の伝わり方が非効率
    こういった状態で動き続ければ、負荷は「鍛える刺激」ではなく「壊すストレス」になってしまいます。

    私自身のトレーニングに関しても、当時を振り返れば

    「誤った負荷のかけ方」を繰り返してしまっていたと強く感じています。

    正しい動作パターンを身に着けたうえで、トレーニングを実践することが非常に重要になります。

    「危険察知能力」を磨く!違和感や痛みに注意を

    私自身、格闘技で怪我を重ねましたが

    「突発的に致命的な怪我が起こる」という場面はありませんでした。

    引退のきっかけとなった頸椎の怪我に関しても

    はじめは、「左腕の軽い違和感」から始まっています。

    この「小さな違和感」を見逃さないことがとても大切です。

    小さな違和感が徐々に痛みへと発展し

    ある閾値を超えると、深刻な筋肉や関節の深刻な障害に繋がるケースが多く見られます。

    障害の予防を考える際に、痛みが出たその瞬間では手遅れです。

    私自身が経験した様々な怪我の経緯から考えても

    痛みが顕著になる前に、「違和感」というサインを出していることがほとんどです。

    肩が重い感じがする。
    腰に張りがある。
    関節を動かすと引っかかる感じがある。
    力が入りにくい感じがする。
    いつものフォームうまく取れない。

    このような違和感を見逃さないことが非常に大切です。

    体が出す「もう限界が近いよ」という信号であることも考えなければいけません。


    しかし、選手として競技にのめり込んでいた頃の私は
    「気のせい」「まだいける」「この程度なら大丈夫」
    と、そのサインを無視して強度の高い練習を続けてしまっていました。

    結果として、違和感が痛みに、痛みが故障に、故障が引退に直結することになってと感じています。

    重要なことは「違和感」の段階で対処することです。

    身体が出すサインを決して見逃さぬように

    私が格闘技のプロ選手として活動し、そして理学療法士として身体について学んできた中で

    最も重要だと感じていることがあります。

    「アスリートとして成功したい」「トレーニングで良い体になりたい」「運動を通して健康になりたい」

    どういった目的であっても、トレーニングを実施する際に注意すべき点は

    前項でもお伝えしましたが

    正しい身体の使い方を学び、身体の違和感を決して無視しないこと。

    怪我を未然に防ぎ、長期にわたって運動を継続していただくことが大切です。

    例えば、アスリートとしてパフォーマンスアップを考える際に

    怪我なくコンディションの良い状態で強度の高い練習が継続して可能であれば


    練習時間を削る必要はありません。
    練習強度を落とす必要もありません。

    しかし、トレーニングに対しての正しい知識がなければ、良いコンディションを維持し

    強度の高いトレーニングを継続することは困難です。

    私の場合であれば、頚椎のダメージが深刻になる以前に

    「左腕の強い痛み」「肩甲骨内側の筋肉の張り」「頭痛や首の痛み、全身の倦怠感」といった

    身体からの様々な危険信号が多く表れていました。

    当時を振り返れば、この段階で正しい対処を行う必要がありました。


    自分自身の怪我を通して、
    「もっと早く気づけていれば…」という悔しさと、

    身体に関する無知の恐ろしさを感じています。

    自らの身体について学び、自らの身体と対話する

    これからスポーツを続ける方・健康な身体を目指してトレーニングを行う方に同じ後悔をしてほしくない。

    トレーニングで引き起こされる怪我を防ぐためには

    自分自身の身体について学び、理解を深めていただくことが重要です。

    ・関節の安全な動かし方(関節運動学)
    ・筋肉が力を発揮しやすいポジション
    ・疲労が溜まっている際の身体との向き合い方
    ・違和感という身体へのメッセージ
    これらを理解し、日々のトレーニングに落とし込むことができれば
    怪我を防ぎ、良い結果を得ることが可能です。

    そのためには、まずは身体に関する基礎知識を学ぶことが大切です。

    理学療法で言うところの運動学や生理学

    関節や筋肉の成り立ちや特性を自ら学び、理解することで

    トレーニングに対する向き合い方も大きく変わります。

    「身体の知識なんて難しく勉強する気になれない」そう思われる方も多いかと思います。

    しかし、難しく考える必要はありません。

    書籍はもちろん動画のコンテンツやインターネット上のブログなどでも

    知識・権威のある方からの情報は簡単に手に入れることができる時代です。

    賛否あるかもしれませんがAIからでも身体の知識を学ぶことができます。

    例えば、私がパーソナルトレーナーとして、お客様のトレーニングのサポートをさせていただく際には

    ただトレーニングを指導させていただくだけでなく

    ご自身の身体についての知識を深めていただけるよう

    トレーニングの目的や効果、お身体の状況を専門知識を交えてお客様にわかりやすくご説明しています。

    難しく考えすぎる必要はなく、わかる範囲から身体の知識を学んでいただければ十分です。

    自分自身の身体に対する知識を深めることで

    トレーニングの意味合いや重要性に気づくことができ

    受け身ではなく、より真剣にトレーニングと向き合うことができます。

    例えば、関節や筋肉に違和感や痛みが出た際に

    「整形外科に行き、薬をもらって終わり」ではなく

    「なぜ痛みが出たのか?」「繰り返さないためにはどうしたらよいのか?」といったことを真剣に考え

    情報を集めてみることが大切です。

    ・医師に直接相談してみる。

    ・トレーナーに聞いてみる。

    ・書籍で調べてみる。

    ・youtubeで関連する動画を見てみる。

    ・AIに質問してみる

    方法はたくさんあるかと思います。

    もちろん間違った情報を受け取ってしまうこともあるかもしれません。

    しかし、常に「常に学びながらトレーニングに打ち込む」という姿勢を持って実践すれば

    情報の取捨選択も正しくできるようになってきます。

    「自分自身の身体について学び、自分自身の身体と向き合う」

    この姿勢が怪我を防ぎ、長くトレーニングを継続していただく上で大切です。

    まとめ

    最後まで読んでいた頂きありがとうございました。

    ここまでの内容をまとめますと

    ①トレーニングで結果を出していただく為に、トレーニング中の怪我の予防が大切

    ②そのためには関節や筋肉に負担をかけない身体の動かし方の身に着けることが重要

    ③怪我の前兆である違和感を見落とさず、早めの対応が必須

    ④これらを実現するためには、自ら身体についての知識を学ぶことが重要

    ⑤知識を学びながら、常に自分自身の身体と向き合う姿勢を持つ

    トレーニングに取り組まれる際には、是非これらの内容を踏まえて実践していただければ嬉しく思います。

    今回の記事を通して、

    皆様に少しでもお役に立ちできることがあればうれしく思います。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    ジムへのご質問、お問い合わせは公式lineからもお待ちしています。
    お気軽にお問い合わせください。

    もちろんお身体の悩み相談もOKです!

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    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授



  • 2025年11月10日

    「関節の痛みが出たときの正しい対処法」理学療法士が教える、トレーニングに戻るまでのステップ

    トレーニングやスポーツをしていると、突然関節に痛みが出たという経験がおありの方も多いかと思います。


    「少し我慢すれば治るだろう」と放置してしまう人も多いですが、間違った対応をすると回復が遅れたり、慢性的な痛みに移行してしまうこともあり注意が必要です。

    今回の記事では、理学療法士としての視点から

    関節に痛みが出てから安全にトレーニングへ復帰するまでの流れを、皆様にわかりやすく解説していきたいと思います。


    関節に痛みが出た際に、理解しておくべき要点は次の5つです。

    1.急に関節が痛くなったときの対処法を理解する
    2.痛みの原因を見極める
    3.急性期(発症直後)の正しい対応
    4.痛みが落ち着いてきたらやるべきこと
    5.元のトレーニングに戻るためのステップを理解する

    1. 関節が痛くなったとき、まず行うべきこと

     痛みが出た直後は「無理をしない」が鉄則です。

    そのまま動き続けると、炎症や組織損傷を悪化させる可能性があります。

    急性期では「RICE処置」を行います。

    RICE処置とは?

    急性期的に起きた怪我や炎症に対して行うべき処置

    迅速に4つの処置を行うことでケガによる痛みや炎症を最小限に抑えることが可能です。

    Rest(安静):痛みのある部位を使わないようにする。歩けない方は松葉杖などを使用
    Ice(冷却):患部を15〜20分を目安に冷やす(受傷後48時間ほどは1~2時間おきに繰り返す)
    Compression(圧迫):軽く圧をかけて腫れを防ぐ(受傷後24~48時間はできるだけ頻繁に)
    Elevation(挙上):心臓より高く上げて腫れを抑える(受傷後48時間はできるだけ常時)

    これらは怪我の箇所や程度によっても異なり、全てを必ず行わなくてはいけないということではありません。

    状況を的確に判断して判断していくことが大切です。

    2. 痛みの原因を見極める

    関節の痛みといっても、原因は様々です。

    ・関節内の炎症
    ・筋肉や腱の損傷
    ・神経痛

    「どの場面で痛めたのか?」「どの動きで痛いか」「どんな種類の痛みなのか?」を明確にすることがとても重要です。

    例えば、膝の痛みなら「しゃがむ」「階段を降りる」「ジャンプする」など痛みが出る場面や、具体的な動作や痛みの種類(ズキズキする・重い感じの痛みなど)を記録しておくと原因特定に役立ちます。

    痛みの原因によってもその後の対処は大きく異なります。

    原因をきちんと把握した上で、その後の向き合い方を決めていくことが大切です。

    3. 急性期(発症直後)の正しい対応

    発症から48〜72時間は、炎症が強く出る時期です。


    この時期は「安静と冷却」が中心。

    上記でご説明したRICE処置が基本となります。

    無理にストレッチやマッサージを行うと悪化する場合もあるので注意が必要です。

    ただし、全く動かさないと関節だけでなく周囲の筋肉や靭帯などの動きが悪くなってしまうこともあるため

    痛みのない範囲で軽く関節を動かし、柔軟性を保っておくことも大切です。

    状況を的確に把握し、やれること・やれないことを的確に判断して実行していくことがこの時期には必要になります。

    4. 痛みが落ち着いてきたらやるべきこと①関節可動域の確保

    炎症が徐々に治まり、痛みが落ち着いてきたころ

    「運動を早く再開したい!」という気持ちはわかりますが、焦ってはいけません。

    関節に痛みが出た後には、筋肉のこわばりや動かなかったによる関節周囲の軟部組織の柔軟性が低下しているケースが少なくありません。

    この時期には少しずつ関節を動かし、可動域(動く範囲)を取り戻していくことが重要です。

    ここでのポイントは段階的に、痛みの出ない範囲から行うこと

    決して無理をしないようにしてください。

    関節可動域確保へのアプローチは、以下の通りです。

    ①自分の筋力を使わずに外からゆっくりと動かしてもらう。

    ②反対の手、タオルなどを使いサポートをしながら自分の筋力も使ってゆっくりと動かす

    ③自分の筋力でしっかりと関節を動かす

    炎症が残っている場合には、初めから自分の筋力で関節を動かそうとすると、

    炎症が悪化したり再損傷を引き起こすことがあります。

    関節を動かしていくタイミングは、痛みの原因によっても異なるため

    医師の判断を仰いだり、理学療法士などの専門家に相談をしていただくことも大切です。

    痛みが落ち着いてきたらやるべきこと②筋肉の再教育

    痛みがある間は無意識に動きをかばってしまうため

    筋肉と神経の連動が乱れてしまうケースが多くみられます。

    わかりやすく言うと、痛みが取れた後に動きに不器用さが残ってしまうということです。

    このような状況下では、弱くなった筋を再び正しく使えるように

    神経と筋肉の再教育を行うことが大切です。


    膝関節なら大腿四頭筋の再活性化

    肩関節なら肩甲骨周囲筋の安定化トレーニングなどを適切な指導の下行います。

    痛みが取れた→「すぐに元通りのトレーニング」という考え方をしてしまうと

    動きをうまくコントロールできず、効果的なトレーニングができなかったり、痛みを繰り返してしまう原因にもなります。

    トレーニングへ復帰するための準備期間とも言えるこの時期

    しっかりと神経と筋肉の連動性を高めることが重要です。

    5. 元のトレーニングに戻るためのステップ

    痛みなく日常生活が送れるようになり

    関節の可動域も回復していると感じられるようになれば、徐々にトレーニングへと復帰していきます。

    ここでは、膝関節の痛みが出た場合のトレーニング再開へのプロセスを、自分のトレーナーとしての経験も踏まえてお伝えしていこうと思います。

    基本的なステップは以下の通りです。

    ①低負荷、狭い範囲の運動から開始
     例:膝の軽い屈伸
    ②荷重を徐々にかける
     例:両脚でのスクワット → 片脚でのスクワット
    ③動きの範囲を広げていく
     例:浅いスクワット → 深いスクワット
    ④自由度の高い運動へ(不安定化での運動)
     例:ランジ、ステップ動作、ジャンプ動作など
    ⑤負荷を高める
     例:ウエイトを使った筋力トレーニングやスポーツ動作へ復帰

    一般的には「小さい動き → 大きい動き → 複雑な動き・高負荷のトレーニング」の順番で負荷と可動域を調整していくことが、安全にトレーニングへ戻るための基本です。

    しかし、人間の身体の反応は非常に複雑であり、現場ではマニュアル通りに進まないことの方が多いと感じています。

    ここからは、私自身がトレーナーとして現場で感じていること、実践している内容を中心にお伝えしたいと思います。

    「不安定な環境下でのトレーニング」の重要性

    特にピアレスウルフで重要視しているのは

    不安定な環境で関節の動きをコントロールすること

    片足立ちや

    バランスディスクを用いたトレーニング

    これらを行っていくことで、関節の動きをコントロールできるようになることが

    トレーニングにおける痛みの再発防止・予防の観点から非常に重要であると感じています。

    これは日常生活で起こる関節の痛みの予防・改善に対しても同様で

    「関節の安定性を高める」上で不安定な環境下でのトレーニングは非常に有効です。

    回復への道は一人一人異なる。

    痛みが出てから、通常のトレーンングへ復帰するまでのプロセスは一人一人大きく異なります。

    基本のプロセスを知ったうえで、状況に合わせて柔軟に対応していくことが重要です。

    「トレーニング中に痛みが出てしまった」「どうしたらよいかわからない」などのお悩みがある方は

    公式ラインからお気軽にご相談ください。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授

    ・近畿大学医学部 学内講師









  • 2025年9月9日

    理学療法士×プロアスリートが徹底解説!痛いからこそ「痛い側の足」を鍛える理由

    こんにちは!ピアレスウルフ代表、阪本洋平です。

    階段を降りるときに膝が痛い、立ち上がる時に股関節が痛む。そんな経験のある方も多いのではないでしょうか?

    下半身に痛みがあると、ついその「痛い側の足」をかばって、反対側の足(痛みのない方)に頼ってしまかと思います。

    しかし、それが習慣化することが、「悪循環の始まり」になってしまうことをご存じでしょうか?

    今回、痛い足は「休ませる」だけでなく、「適切に鍛えていく」ことの重要性について

    ピアレスウルフ代表、阪本洋平が理学療法士、そしてプロアスリートの視点から解説します。

     かばい続けることで起こる「下肢の悪循環」

    痛みのある側の足を使わずにいると、一時的には楽に感じるかもしれません。

    しかし、ここには大きなリスクが潜んでいます。

    「痛いから使わない・体重をかけない」→「さらなる筋力低下・運動パターンの乱れ」→「ほかの部位に痛みが波及」

    このような負のループに陥ってしまうのです。

    「痛い側の足を鍛える」ことは、リスクを減らす第一歩

    膝、足首、股関節など、どこの関節の痛みである場合でも、下肢は一つの「ユニット」として機能しています。

    つまり、どこか一部に痛みがある状態でも

    下肢全体の機能をなるべく落とさないようにすることが非常に重要です。

    痛い側の足を鍛えることで期待できる効果として、次のようなことが考えられます。

    ・筋力と安定性の維持 → 転倒予防
    ・バランスの改善 → かばい動作の軽減
    ・痛みの再発・慢性化の予防
    ・日常生活動作(歩行・階段・立ち座りなど)の向上

    鍛える=「無理をする」ではありません

    痛みがある中で「鍛える」と聞くと、「動かして悪化しないか不安」と感じる方も多いかと思います。

    ここでの「鍛える」とは

    痛みに配慮しながら、安全に機能を回復させることを意味します。

    理学療法では、以下のような工夫を取り入れてトレーニングを行います

    ・痛みのない範囲での関節可動域訓練(ストレッチや自動運動など)
    ・負荷の少ないポジション(座位・仰向けなど)での筋力トレーニング
    ・チューブやバランスパッドを使った感覚入力のトレーニング
    ・歩行や立ち上がり動作のフォーム修正

    「何を、どのように鍛えるか」は、その方の状態に合わせて変わりるため

    個別に身体の状況を把握してアプローチをする必要があります。

     よくある例:「片足ばかりに頼った結果…」

    例えば、こんなケースがよく見られると思います。

    左の膝に痛みがあり、右足ばかりに体重をかけていた
    → 右の股関節や足首に違和感・痛みが出てきた
    → 両足ともバランスが悪くなり、歩くのがつらくなった
    → 活動量が減って、体力も落ちてきた…

    このような例は「痛みをかばうことで、体全体が悪くなってしまう」

    典型的なパターンと言えると思います。

    このような事態は、生涯を健康に、幸せに暮らしていただくために絶対に避けなければいけません。

    痛みがあるからこそ、「痛い足」を守りながら鍛える

    「痛い足をかばう」ことは、短期的には仕方ない場合もあります。

    ですが、かばい続けるだけでは、回復にはつながりません。

    大切なのことは

    ・痛みを悪化させない範囲で
    ・その人に合った方法で
    ・無理なく継続的に鍛えていくこと

    ピアレスウルフでは、代表阪本洋平の理学療法士としての医療知識と、プロアスリートとしの現場での経験を活かし

    痛みを抱える方の「今の状態」に応じた最適なトレーニングプランをご提案します。

    「何から始めていいかわからない」「痛みがあるけど、少しでも動かしたい」と感じている方は

    是非一度、ピアレスウルフのパーソナルトレーニングを体感されてください。

    まとめ

     ・下肢の痛みは「片足をかばう→他の関節が悪くなる」といった悪循環を招きやすい
    ・痛い足も「使わなければ衰える」という現実を理解する
    ・正しい方法で、安全に「痛みのある足を鍛える」ことが長期的には大切
    ・自分に合ったトレーニング方法で身体の機能を守ることが重要

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

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    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授

    ・近畿大学医学部 学内講師

  • 2025年6月19日

    自らの経験を活かしてあなたに寄り添う「理論だけでは足りない痛みの理解」

    ピアレスウルフのパーソナルトレーニングの一つの大きなテーマが

    「怪我と痛みに寄り添うパーソナルトレーニング」

    プロ格闘家時代の怪我の経験

    私自身(代表、阪本洋平)はかつて、格闘技の世界でプロとして活動していました。

    しかし、ある時期から首の強い痛みに悩まされるようになり、思うようなパフォーマンスができなくなり

    最終的には左手に強い麻痺が起こり引退を決意することになりました。

    始めに異変を感じたのは格闘技を始めて一年ほど

    「左腕が痛い」というところからでした。そこから徐々に
    その後「首の痛み」、「全身の脱力感」、「不眠」など様々な症状が次々と現れはじめました。

    その後は痛みや身体の不調と付き合いながら、プロ格闘家としての活動を続けましたが

    最後は自分自身の怪我に打ち勝つことができず、2019年、プロ修斗での試合を最後に現役生活を終えることになりました。

    格闘家として、現役生活中の身体の痛みや体調不良は自分にとって厳しいものでしたが

    この時の経験が、今の自分の「強み」になっていると考えています。

    理学療法士×プロ格闘家の経験を活かして

    私(ピアレスウルフ代表・阪本洋平)は格闘家として活動するとともに、総合病院で理学療法士として8年間勤務し、解剖学・運動学など専門的な知識を学んできました。

    現在はパーソナルトレーナーとしてその知識をお客様の運動指導に活かしています。

    しかし、トレーナーをさせて頂く上で

    それ以上に活かしているのが、自分自身が「痛みを抱えてトレーニングできなかった経験」です。

    この際に一番怖かったのが「痛みの原因がよくわからない」ということでした。

    「痛くて動けない」
    「焦るけど、何をしていいかわからない」
    「治療はしているけど、運動してもいいのか不安」

    そんな思いを、私は自分自身の身体で味わってきました。

    トレーナーというと、「身体に詳しい人」「筋肉や運動の知識が豊富な人」というイメージを持たれる方が多いかもしれません。

    もちろん、身体の専門知識を身につけることはとても大切です。

    しかし、それだけでお客様の身体の悩み、不安を解決することは難しいと感じています。

    私自身がパーソナルトレーナーとしてお客様に関わらせて頂く中で、「自分の身体で実際に味わった経験」が、指導の現場で非常に大きな意味を持つと感じています。

    「医療知識」×「自らの身体に起こった実体験」を融合したサポート

    例えば、「腰が痛い」とおっしゃるお客様に対して
    過去の自分自身の経験と重ね合わせて「どんな動きがつらかったか」「どんなサポートが心強かったか」「どのような経過で回復に向かったか」

    自分自身が肌感覚で感じていたことがトレーナーとしてお客様をサポートをする上で非常に大きな意味を持ちます。

    もちろん、感覚や経験だけでは不十分な部分もあります。
    だからこそ、医療知識と組み合わせることが大切だと思っています。

    理学療法士として学んできた専門知識と、自分の身体で実感してきた「生きた経験」を融合させることで、結果を出せるトレーニング指導ができる。

    私自身が数百人のお客様のトレーニング指導を担当させて頂く中で強く実感しています。

    理学療法士としての視点を持ちつつ、「痛みを持つ一人の人間としての視点」も忘れないこと。

    その両方を大切にすることで、「今のその人にとって最適なサポート」ができると考えています。

    知識と実体験の融合こそが、お客様に真に寄り添うトレーニングの土台となっています。


    お客様の身体に起きている現象を、構造的にも、感覚的にも、両面から理解し解決へと導いていくこと
    それが、私が目指すトレーナーのあり方です。

    ピアレスウルフでパーソナルトレーニングを受けて頂く際には、どんな小さな身体の変化や悩みでもお気軽にご相談ください。

    これからも、皆様一人ひとりの身体や想いにしっかりと寄り添い、
    ベストな結果へと導くトレーニング指導を常に心がけていきたいと思います。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    ジムへのご質問、お問い合わせは公式lineからもお待ちしています。
    お気軽にお問い合わせください。

    もちろんお身体の悩み相談もOKです!

    公式line追加後、DMでお気軽にご相談ください!



    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授

  • 2025年5月27日

    日常を支える「見えないチカラ」体幹の安定があなたの生活を変える

    一般の方にも浸透しつつある「体幹トレーニング」

    皆様はこの言葉を聞いて、どんなイメージを持たれますか?

    「アスリートが行うようなトレーニング」「あるいは腹筋を割るための筋トレ」

    そんな印象をお持ちかもしれません。

    しかし、体幹の安定は、アスリートやボディメイクを志す方だけでなく、すべての人の生活に深く関わっています。

    理学療法士としての視点から考えれば、体幹の安定性は、「ケガを防ぐ」「姿勢を保つ」「効率的に体を動かす」といった、日常生活の質を大きく左右する要素となっています。

    体幹が安定すると何が変わるのか?

    私たちは「歩く」「立つ」「座る」「物を持ち上げる」など、日常生活の中で様々な動作を無意識に繰り返しています。

    そのすべての動作の土台となるのが、骨盤・背骨・腹部・腰部まわりの筋肉=体幹です。

    運動連鎖の考え方では、すべての動作は体幹から始まり、四肢へと伝達されると言われています。

    体幹が不安定だと、腕や脚などの末端部に無駄な力が入りやすく

    バランスを崩しやすくなったり、関節や筋肉に過剰な負担がかかってしまうことが考えられます。

    反対に、体幹が安定すると、腕や脚が「土台から支えられた状態」で動くため、効率的に力が伝わりやすく、日常動作もスムーズになります。

    スポーツをしている場面で、手先や足先など体の末端部に力が入ってしまうとパフォーマンスが落ちるという場面を経験された方も多いかと思います。

    本来人間の動作は体幹部(体の中心)から出力し、徐々に末端部へと伝達されるようプログラミングされています。

    体幹が不安定だと、ちょっとした動作の繰り返しでも体に余計な負担がかかり
    肩こり・腰痛・膝痛など、慢性的な痛みやケガのリスクを高めることに繋がります。

    「洗濯物を干すときにバランスを崩す」「子どもを抱き上げたときに腰に痛みが走る」
    こういった現象は体幹の安定性が低下しているサインかもしれません。

    年齢を重ねるほど、体幹の安定性が重要

    特に高齢者では体幹の筋力が低下するとバランスを崩しやすくなり、転倒のリスクが高まります。

    ご高齢の方にとって転倒は深刻な問題です。

    骨折に繋がったり、体力的に余力のない方であれば、その後の寝たきりの状況を引き起こしてしまうこともあります。

    骨折や寝たきりを防ぐためにも、体幹の安定性を保つことは、生涯の健康を守るカギとなります。

    私の経験上、50代からは日常生活以外にも体幹を鍛える習慣作りをしておくことが大切であると考えています。

    予防的に体幹の筋力を高めておくことが非常に大切です。

    50代からの健康な身体づくり。是非意識して取り組んでみてください!

    理学療法士の経験を活かした「正しく、安全な体幹トレーニング」

    体幹トレーニングといっても、正しいフォームや負荷を守らなければ逆効果になってしまう可能性もあります。


    ピアレスウルフのパーソナルトレーニングでは、理学療法士としての解剖学・運動学の知識をもとに、個々の体の状態に合わせた安全で効果的な運動指導を行っています。

    単に「筋肉を鍛える」だけでなく、機能的に使える体幹を目指していくことが大切です。

    それが、痛みのない日常を支え、生涯を通した身体の健康を手に入れるカギとなります。

    ポイントは「不安定な環境での体幹強化」

    体幹の安定性とは、重力や外力に対して胴体をブレずに保ち、効率よく手足を動かせる状態を指します。


    具体的には、以下の筋群の協調的な働きによって体幹の安定性が実現されます。


    ① インナーユニット(深部安定筋群)
    体幹の「芯」を作る筋肉で、姿勢や内圧のコントロールを担います。
    腹横筋:腹部をベルトのように引き締める
    多裂筋:背骨に沿って並ぶ小さな筋肉群。脊柱を安定させる
    横隔膜:呼吸と姿勢安定の両方に関わる
    骨盤底筋群:下から内臓を支える役割
    これらは、腹腔内圧をコントロールすることで、脊柱や骨盤を内側から支えます。


    ② アウターユニット(表層筋群)
    こちらは大きな動作や姿勢維持に関わる筋群。
    腹直筋
    外・内腹斜筋
    脊柱起立筋
    広背筋や大臀筋なども連鎖的に関与

    一つ一つの筋肉を個別に鍛えていくことも大切ですが

    上記のように体幹の安定性には非常に多くの筋群が関わっており、これらが協調して働くことが重要になります。

    ポイントは

    不安定な環境下でバランスをとる訓練をすることです。

    例えば、片足立ちやバランスディスクを使ったトレーニングなどがこれに当てはまります。

    不安定な環境下でのトレーニングを行うことで、自然と「内側」と「外側」の筋肉を強調して使う訓練を行うことが可能です。

    まとめ

    見えないけれど、いつもあなたの動きを支えている体幹。
    その安定性を高めることは、健康な日常生活を手に入れるための、最も基本で大切な一歩となります。

    「最近疲れやすい」「動くとどこかが痛む」そんな方こそ、一度体幹に目を向けてみてください。

    毎日を「もっと快適に」「もっと動きやすく」

    普段からの地道な努力が、そんな未来に繋がってくると思います。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

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    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授
    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授
    ・近畿大学医学部 学内講師

  • 2025年5月6日

    理学療法士×プロ格闘家が解説!歳をとっても動ける体へ!片足立ちで始める一生モノの体づくり

    年齢を重ねると、「歩きにくくなった」「つまずきやすくなった」「日常生活で転んでしまう」「膝や腰が痛い」といった悩みを抱える方は多いかと思います。

    「筋肉が衰えたからかな?」と思われるかもしれませんが

    自己流で下半身の筋力を鍛えても改善しないケースも多くみられます。

    加齢に伴って見られる、上記のような悩みの原因に関わっているのが

    「股関節の機能低下」です。

    「股関節」は動ける身体の土台

    股関節は、身体の中で最も大きな関節のひとつで、立つ・歩く・しゃがむ・階段を上るなど

    日常のあらゆる動作に関わっています。

    股関節は二足歩行の進化の要と言えるのです。

    股関節の機能が衰えることで引き起こされるリスク

    ①転倒・骨折のリスクが上がる

    加齢に伴い、中臀筋などの股関節周囲の筋力が低下すると、片足で体を支える際に骨盤が安定しづらくなります。

    さらに、年齢を重ねると、筋力の衰えだけでなく、筋肉同士の連携(協調性)やバランスをとるための反応も衰えることで、転倒のリスクはさらに高まります。

    ご高齢の方の転倒・骨折の多くは、こうした股関節周囲の筋力・協調性・バランス機能の複合的な低下が原因となっています。

    ② 腰・膝の痛みが増える

    股関節がうまく使えないと、その分の動きを腰や膝が代償するようになり負担がかかります。

    これが、慢性的な痛みにつながってしまうケースは多く見られます。

    一見関連が無いと考えてしまいそうですが、股関節の機能低下は身体全体に悪影響を与えてしまうのです。

    「片足立ち」が股関節強化に有効なメカニズムとは?

    立つ・歩く・しゃがむなど、私たちのあらゆる動きの土台になっているのが「股関節」です。

    だからこそ、この股関節をしっかり働かせることは、健康な体づくりにとってとても大切です。
    では、そんな股関節を、どのように鍛えるべきでしょうか?

    股関節を効率よく鍛えるには、「安定性」と「可動性」を同時に高めるために

    片足立ちのトレーニングが有効です。

    シンプルでありながら、次のような理由から非常に効果的です。

    ① 中臀筋を効率よく鍛えられる

    片足で立つときに骨盤を支える主役が中臀筋(お尻の横の筋肉)です。
    ここを鍛えると、歩行時や立ち姿勢で骨盤が安定し、転倒リスクを軽減します。

    ② 股関節まわりの筋肉を連動させる

    片足立ちは大臀筋・腸腰筋・ハムストリングスなど、多くの筋肉が協調して働く動作です。
    股関節の「動的安定性」や姿勢保持力を向上させることが可能です。

    ③ 体重を支える練習になる

    歩行中は常に片足で体を支えています。
    片足立ちは、歩行に近い「片脚支持”のトレーニング」であり、股関節で体を支える力を養います。

    ④ 姿勢制御(ヒップ戦略)を鍛える

    バランスをとるために、無意識に股関節で微調整をする力(ヒップ戦略)も鍛えられます。
    この戦略は加齢によるふらつきや転倒の予防に非常に効果的です。

    今日から始める「片足立ち習慣」

    片足立ちのトレーニングは、場所も道具も必要ないことから継続しやすいことが特徴です。
    1日30秒からでも構いません。

    毎日の習慣にすることで、股関節の筋力と安定性が高まり、健康寿命を支える体づくりにつながります。

    無理なく、楽しく、できることから始めてみてください!

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    ピアレスウルフのパーソナルトレーニングでは、「プロアスリートとしての経験」と「理学療法士としての専門知識」を活かして皆様をサポートしています。

    お身体のお悩みについては個別に原因を評価し、改善への取り組みを行っていくことが大切です。

    公式lineより、お身体のお悩み相談等も受け付けておりますので、DMでお気軽にお問い合わせください。


    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授
    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授
    ・近畿大学医学部 学内

  • 2025年4月24日

    ケガを防ぎ、効果を最大化!理学療法士が教えるウェイトトレーニングのメリットとは?

    「筋力をつけたい」「引き締まった身体を作りたい」「運動不足を解消したい」——
    そんな目的で始めるウェイトトレーニング。
    でも同時に
    ・正しいフォームがわからない
    ・ケガをしないか不安
    ・効果が出ているのか実感できない
    …と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?


    そんな時こそ、理学療法士が指導するウェイトトレーニングが力になると思っています!

    今回は、理学療法士ならではの視点で行う指導が、どんな点で安心・安全・効果的なのかを詳しくご紹介したいと思います。

    解剖学と運動学の知識を活かして「効かせたい部位」にしっかり効かせられる

    理学療法士は、筋肉や関節、神経など人体の構造や動きに精通した専門職です。

    ウェイトトレーニングで狙った筋肉に負荷をかけたいとき、姿勢や関節の角度、動きの癖を細かくチェックし、フォームを調整することが可能です。

    正確に目的の筋肉に負荷をかけることができ、よくある「胸の筋肉を鍛えたくて頑張っているのに腕ばかり疲れる…」というような悩みも減り、効率的に成果が出るトレーニングが可能になります。

    ケガ予防につながる「リスク管理」ができる

    ウェイトトレーニングは、やり方を間違えると腰や肩、膝などに負担がかかりやすいものです。

    理学療法士は、リハビリの現場で多くのケガや身体の不調を見てきた経験があります。

    そのため、「この動きは将来的に腰を痛めやすい」「このフォームは肩に負担が出る」といったリスクを早期に察知し、未然に防ぐことができます。

    初心者やご高齢の方、過去にケガの経験がある方にとって、この視点は非常に重要なものであると考えています。

    身体の“クセ”を見抜き、整えるアプローチができる

    例えば「片脚に体重が偏る」「背中が丸まりやすい」「肘がうまく伸びない…。」これらは日常生活の中で身体に無意識に身体に刷り込まれてしまいます。

    こうした日常生活で染みついた身体のクセは、トレーニング中のエラー動作につながります。

    理学療法士は、こうした動きの分析を専門としています。

    ウェイトトレーニングを通して身体の使い方を整えることを目指すことができるため、姿勢改善や慢性的な肩こり・腰痛の予防にもつながります。

    回復や疲労にも配慮した“トータル指導”ができる

    「関節に違和感があるけど、トレーニングしてもいいの?」「週に何回の運動がベスト?」といった疑問に対しても、理学療法士は医療知識をもとに、根拠あるアドバイスを行うことができます。

    もちろん一般的な目安も参考になりますが、より大切なのは「その人の身体の状態や目標に合わせて、無理のない計画を立てること」です。

    人の身体はとても複雑で繊細です。一人ひとりに最適な運動プランを組み立てるために、理学療法士の専門知識が力になると感じています。

    また、関節や筋の疲労回復、ストレッチやマッサージなどのセルフケアもセットで提案できるため、トレーニングを“点”で終わらせず、“線”として長く続けやすくなるのです。

    一人ひとりに合わせた“無理のないプラン”を提供

    前項のお話しと重なる部分もありますが

    年齢、性別、体力、目的…人それぞれに身体の状態は違います。

    理学療法士は病院や施設で、そうした“個別性”を重視したリハビリ指導をしてきたため、オーダーメイドのトレーニングプランを組むことが得意です。

    「筋力をつけたいけど関節に不安がある」
    「まずは体力を戻したい」
    「姿勢を改善しながらボディラインも整えたい」

    そんなお客様の希望に、無理なく、的確に寄うことが出来ることも、理学療法士がウェイトトレーニングを指導することの価値であると考えています。

    ウェイトトレーニングを“長く安全に続けていただく”ために

    ウェイトトレーニングは、正しく行えば

    年齢問わず多くの恩恵をもたらしてくれる素晴らしい運動です。
    それを安心・安全・効果的にサポートできる存在が、理学療法士であると考えています。

    「ケガをしないか心配」
    「運動の効果をわかりやすく説明してほしい」
    「自分のペースで続けたい」

    そんな方にこそ、理学療法士のトレーニングサポートを受けてほしいと考えています。
    ピアレスウルフでは、あなたの健康づくりを、理学療法士がしっかりとサポート致します。

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    ピアレスウルフのパーソナルトレーニングでは、「プロアスリートとしての経験」と「理学療法士としての専門知識」を活かして皆様をサポートしています。

    お身体のお悩みについては個別に原因を評価し、改善への取り組みを行っていくことが大切です。

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    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授
    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授
    ・近畿大学医学部 学内

  • 2025年4月4日

    理学療法士×プロ格闘家が考える「反り腰改善法」

    「腰が反っている感じがする」「立っていると腰が痛くなる」——こんなお悩みはありませんか? 実は、多くの方が無意識のうちに 反り腰 の状態になっています。放っておくと腰痛や姿勢の崩れにつながることも…

    「なぜ反り腰になってしまうのか?」――その答えは

    腰椎の過前弯 と 骨盤の前傾 にあります。

    これが続くと、腰痛だけでなく、お腹がポッコリ出たり、太ももの前側が張りやすくなったりと、見た目にも悪影響が出るかと思います。

    今回の記事では、 正しいトレーニングで骨盤と腰椎のバランスを整え、美しくしなやかな姿勢を取り戻すために必要な情報を皆様にお届けします。

    まずは反り腰の原因について解説していきます。

    今回は上記の二つの原因のうち「腰椎の過前弯」について一緒に考えていきたいと思います。

    腰椎の過前弯の原因

    腰椎の過前弯(かぜんわん)とは、腰の反りが強くなりすぎた状態 のことを指します。

    これにより、腰に過剰な負担がかかり、腰痛や姿勢の崩れの原因になります。

    腰部は正常な方でも適度に前弯(前に反った状態)ではあるのですが、この前弯が強くなりすぎると腰痛を始めとした様々な問題を引き起こしてしまいます。

    左が正常、右が過前弯の状態です。

    腰椎が過前弯してしまう主な原因については以下の通り

    ①脊柱起立筋(特に腰部)の過緊張(筋肉が硬くなること) によって、腰椎が過剰に反る。

    ⇒腰のあたりにある 脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん) は、背中をまっすぐに保つために働く筋肉です。

    ところが、 この筋肉が必要以上に緊張(硬くなる)すると、腰が反りすぎてしまう ことがあります。


    ②股関節の可動性低下 により、腰部に余計な負担がかかり、腰椎の過前弯を引き起こすことがあります。

    ⇒股関節の動きが悪くなると 本来動くべき部分が動かず、その代わりに腰が無理に動いてしまいます。


    ③胸郭の動きの制限 により、腰椎が代償的に過伸展してしまうことがあります。

    ⇒胸郭(肋骨まわり)は、本来 呼吸や体のねじり動作に関わる部分 です。ところが、デスクワークや猫背の姿勢が続くと 胸郭の動きが硬くなりやすく なります。

    すると… 動きの制限を補うために、腰が代わりに過剰に動いてしまいます。

    ※まとめ

    腰椎の過前弯は、脊柱起立筋の過緊張や、股関節及び胸郭(胸のあたり)の硬さから引き起こされる。

    わかりやすくお伝えすると、腰は胸と股関節の中間に位置します。

    そのため胸椎(胸)や股関節が硬くなってしまうと、中間にある腰に負担がかかりやすくなってしまうというイメージです。

    腰椎の過前弯(腰の反りすぎ)の改善法

    腰椎過前弯の説明を見て頂くと、脊柱起立筋(腰回りの筋肉)や股関節周囲や胸郭(胸のあたり)をストレッチすれば反り腰は改善できるのでは?と思った方も多いかと思います。

    しかし、腰椎の過前弯は、 ストレッチだけでは根本的に改善しません。なぜなら、 筋肉のバランスの崩れ が主な原因だからです。

    腰椎の過前弯を改善するために必要なこととは?

    「緩める × 鍛える × 習慣づける」 の3ステップが必要!

    ✅ ① 硬くなった筋肉をストレッチして緩める(過緊張を解消)

    これは反り腰改善への第一歩です。硬くなっている筋肉を緩めることができれば、身体の動きはスムーズになり腰椎の過前弯は改善する方向に向かいます。


    ✅ ② 弱くなっている筋肉を鍛える(姿勢を安定させる)

    反り腰の人は お腹とお尻の筋肉が弱い 傾向があり、個人の弱点を評価し強化することができれば、常時負担のかからない安定した姿勢をとることができます。


    ✅ ③ 正しい姿勢を習慣づける(無意識でも良い姿勢が保てるように)

    トレーニングだけでなく、 日常の姿勢 も大事!


    例) 立つとき:お腹に軽く力を入れ、背中を反らしすぎない。など初めは日常生活の中でも意識していくことも大切になります。

    先にお伝えしたように「緩める × 鍛える × 習慣づける」 の3ステップを踏むことが大切です。

    もちろん、反り腰の原因は人によって異なるため、 全員が同じストレッチやトレーニングをしても効果が出るとは限りません。個別にストレッチやトレーニングのメニューを立て、適切に実行していくことが大切です。

    今回は反り腰の原因の一つである「腰椎の過伸展」についてブログを書かせて頂きました。

    次回はもう一つの原因「骨盤の前傾」について原因と改善法を解説していきたいと思います。

    最後に

    最後まで読んで頂きありがとうございました!

    ピアレスウルフのパーソナルトレーニングでは、「プロアスリートとしての経験」と「理学療法士としての専門知識」を活かして皆様をサポートしています。

    お身体のお悩みについては個別に原因を評価し、改善への取り組みを行っていくことが大切です。

    公式lineより、お身体のお悩み相談等も受け付けておりますので、DMでお気軽にお問い合わせください。


    記事の執筆者
    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士
    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン
    ・パーソナルトレーナー

    経歴
    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。
    琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。
    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。
    在学中も選手としての活動を継続する。
    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。
    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士
    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了
    ・九州栄養福祉大学 名誉教授
    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授
    ・近畿大学医学部 学内

  • 2023年6月23日

    股関節痛の原因と、その対処法

    「股関節が痛い」という相談は非常に多いです。

    日本人では膝の疾患が多いと言われますが

    股関節に問題を抱える方は非常に多いという印象です。

    股関節は傷つきやすく繊細

    体重がかかる部分なので生活にも大きく影響してしまします。

    痛みの原因は様々ですが

    ピアレスウルフにお越し頂くお客様の中で最も多いのが

    「手術するほどではないが関節が少し変形していると言われた」

    といったものです。


    痛みに対して正しい対策を

    上記のような痛みは進行性のものは、放っておくと

    痛みはさらにひどくなってしまいます。

    「痛みに対する治療」と「適切なトレーニング」を併用していくことが大切です。


    股関節の痛みの特徴

    最初は歩き初めに痛みを感じる程度から始まり

    進行すると常に痛みが出たり夜間に強い痛みを感じたりします。

    主な原因は「関節内の炎症」や

    不安定な関節に負担がかかることにより

    周囲の筋肉が緊張し

    「血流が悪くなることで引き起こされる痛み」

    などがあります。


    痛みを改善するために

    関節が不安定になることで痛みは繰り返し引き起こされてしまいます。

    関節を安定させるトレーニングが必要です。

    しかし

    痛みのある状態で適切なトレーニングを行うことはできません。

    痛みをとる方法は様々

    薬の投与、関節の治療、周囲の筋肉へのアプローチ等

    まずは痛みを取り除く作業が必要です。


    痛みを繰り返さない為のトレーニングを実践

    「マッサージをしても数日でまた痛くなってしまう」

    これはよく言われていることだと思います。

    関節が不安定になっていたり

    身体のバランスが崩れて痛みが出ているような場合には

    これを安定させるための運動を行っていかなければいけません。

    股関節の場合にも

    股関節の安定性に関わる筋肉を

    「正しい方法で」強化していくことが大切です。


    個人のコンディションに合った方法でトレーニングを

    筋力強化は一概に

    「これをやればよくなる」といったようなものではありません。

    個人のお身体の状況に合った方法を見つけ出していく必要があります。

    一つ注意が必要であるとすれば

    「トレーニング中に痛みを伴うようなものはやめるべき」

    ということです。

    股関節は非常にデリケート

    無理なトレーニングはさらなる痛みを引き起こしてしまいます。


    身体の痛みのお悩みご相談ください

    ピアレスウルフでは

    公式lineから、痛みを始めとする

    身体の悩みのご相談も承っております。

    解決法はお一人ずつ異なる場合がほとんどです。

    是非お役に立てればと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました!


    記事の執筆者

    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士

    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン

    ・パーソナルトレーナー

    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。

    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。在学中も選手としての活動を継続する。

    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。

    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン

    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士

    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了

    ・九州栄養福祉大学 名誉教授

    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授

    ・近畿大学医学部 学内講師

  • 2023年5月31日

    理学療法士×医学博士が考える「女性が自宅でやるべきトレーニングとは」

    「ダイエットしたい」

    「きれいなヒップラインをつくりたい」

    そう思っている女性の方は多いのではないでしょうか?

    今回はそんな女性の為に、自宅で簡単にできるトレーニングメニューをご紹介したいと思います。


    下半身のトレーニングでダイエットを効果的に

    「下半身のトレーニングがダイエットに効果的」

    「筋肉の7割が下半身にある」というようなこを聞いたことがあると思います。

    これは正解です

    でも自宅でやるとなったら何をやって良いかなかなかわからないですよね。

    僕のおススメは

    ブルガリアンスクワット

    片足で立つ種目ですね

    ここからブルガリアンスクワットの利点をお伝えしていきます。


    自宅でヒップアップ・ダイエット

    ブルガリアンスクワットの利点は二つ

    ①器具なしでも下半身に高い負荷がかけられる

    ②股関節を鍛え、体幹を安定させることができる

    この二つを兼ね備えた種目がブルガリアスクワット

    その効果を考えていきたいと思います。


    下半身の筋肉を鍛え、エネルギーを消費

    片足で立つブルガリアンスクワットは自重でも高い負荷を下半身にかけることができます。

    筋トレで結果を出すためには、筋肉にしっかりと負荷をかけることが大切

    筋トレ自体で大きなエネルギーを消費しているわけではありません。

    しかし、筋肉に強い刺激を入れることで

    その後最大72時間に渡って代謝を高い状態に保つことができます。

    筋肉を修復する過程でエネルギーを多く必要とするためです。

    筋肉量の多い下半身にしっかりと負荷をかけられるブルガリアンスクワットはダイエットに非常に有効です。


    「片足で立つ」ことで股関節を鍛える

    「スクワットでもも裏やお尻を鍛える」

    というイメージがあるかもしれないですが

    これは実はかなり難しい。

    フォームや身体の感覚がかなり優れていれば別ですが…

    初心者の方には特に片足でのトレーニングがおススメ

    バランスをとるために体幹と股関節回りの筋肉をしっかりと働かせることができます。

    これが美しいヒップラインを実現するために重要です。


    正しいフォームづくりのポイント

    自宅でブルガリアンスクワットをやる時の注意点は

    ①かかとに体重をのせる

    ②胸を張る

    この二つをまずはやってみてください。

    もも裏やお尻がきつくなっていれば正解です。

    今回は自宅で簡単にダイエットに取り組める

    ブルガリアンスクワットをご紹介しました。

    質問・感想などは公式lineからも受け付けていますので、お気軽にお問合せください!

    最後まで読んで頂きありがとうございました!


    記事の執筆者

    阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

    ・理学療法士

    ・総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン

    ・パーソナルトレーナー

    琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。

    その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。在学中も選手としての活動を継続する。

    卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。

    2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン

    阪本典子(スペシャルアドバイザー)

    ・医学博士

    ・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了

    ・九州栄養福祉大学 名誉教授

    ・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授

    ・近畿大学医学部 学内講師

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